現代社会の歪みから生まれた新しい怪異をグラフィックレコーディング風に描いた一作です。今回スポットを当てたのは、SNSやショート動画への依存、そして「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視しすぎるあまり、気づかぬうちに時間が溶けていく現象を具現化した妖怪「刻奪い(ときうばい)」です。
スマホの青白い光に引き寄せられるこの妖怪は、時計の針のような顔と細長い指を持ち、スクロールする指の動きに合わせて人の貴重な「時間」を食らいます。イラストはカブラペン風の力強いタッチと、ドクターマーチン風の鮮やかなカラーインクの質感を再現。余白を活かしたデザインで、デジタル疲れを感じる現代人への警鐘を視覚的に表現しました。社会問題(デジタルデトックス、スマホ依存)をテーマにしたコラムや、デザインのインスピレーションとしてぜひご覧ください。

